確認から記録までの標準手順
本人確認、状態確認、検知器測定、結果判定、点呼記録の順にします。うがい直後や測定エラーなど再測定条件も機器の説明書に基づき決め、現場判断で数値を消さないようにします。
| 状態 | 直ちに行うこと | 記録 |
|---|---|---|
| 陽性 | 乗務停止・管理者連絡・再確認 | 数値・時刻・対応 |
| 測定拒否 | 乗務させず理由確認 | 拒否と判断者 |
| 故障 | 予備機へ切替・管理者確認 | 機器・故障内容 |
| 体調異常 | 数値ゼロでも運行可否判断 | 症状・指示 |
検知器を常時有効に保つ
有効とは、必要なとき正常に作動する状態を保つことです。使用前確認、定期点検、電池・校正・交換期限、予備機の場所を台帳化します。期限は機器メーカーの仕様も確認します。
前夜の飲酒量を会社が保証しない
『何時間空ければ大丈夫』という一律ルールは、体格や体調、量による差を無視します。飲酒運転を防ぐ教育を行い、数値や状態に疑いがあれば乗務させない判断を優先します。
記録を点呼と一体で監査する
測定写真だけ別のチャットへ蓄積すると、検索や保存が難しくなります。点呼記録と結びつけて1年間保存し、未測定、同じ画像、時刻矛盾、機器期限切れを月次で確認します。
機器と記録を抜き打ちで照合する
月に数件、測定日時、点呼日時、運行開始時刻、機器番号を突合します。異常がなかった記録も対象にし、特定の人だけを疑う監査にしません。測定ミスが続く場合は処分を先に考えるのではなく、機器の使い方、保管環境、通信、早朝の担当体制を確認します。陽性時に本人が安全に帰宅・待機できる方法まで用意しておくと、現場で測定結果を隠す圧力を減らせます。
