業務記録の基本項目
運転者名、車両、業務の開始・終了、運行した区間、休憩・睡眠、荷役作業など、必要事項を一つの記録または関連づけられた記録で残します。項目の詳細は最新の省令・公式手引きを確認してください。
| 分類 | 項目例 | 突合先 |
|---|---|---|
| 人 | 運転者・補助者 | 運転者等台帳 |
| 車 | 車両番号 | 車両台帳・点検 |
| 時間 | 開始・終了・休憩 | 点呼記録 |
| 運行 | 出発地・到着地・主な経路 | 配車・配送実績 |
| 作業 | 荷役・待機・異常 | 荷主報告・事故記録 |
配送アプリの履歴をそのまま信用しない
荷主システムは契約終了後に見られなくなる場合があります。また、法令上必要な項目がすべて出力できるとは限りません。出力形式、保存期間、退場後の取得可否を確認し、自社保管を設計します。
毎日入力し、例外だけを強調する
通常項目は選択式にし、遅延、長時間待機、車両異常、体調変化を自由記述で残します。後からまとめて入力すると時刻や記憶の正確性が落ちます。運行終了時の流れに組み込みます。
1年間保存し、点呼と照合する
業務記録は1年間保存します。月次では、点呼があるのに運行がない、運行があるのに点呼がない、同じ運転者が重複している、といった矛盾を確認します。
記録様式を変更するときの確認
紙からクラウドへ移す場合は、移行日以前の記録も保存期限まで検索できるようにします。入力必須項目、時刻の自動記録、訂正履歴、出力形式、退職者アカウント削除後の閲覧を試験します。荷主アプリから自社台帳へ転記する場合は、二重入力による誤りを減らすため照合担当と締め時刻を決めます。実際の事故を想定し、一人分の記録を数分で取り出せるか試してください。
