管理者の6つの責任
法令上の安全管理者など特定の役割とは別に、社内の現場管理者として何を担うかを明文化します。兼務する場合は法定業務を落とさない時間を確保します。
| 領域 | 日常業務 | 経営へ報告 |
|---|---|---|
| 安全 | 点呼・異常対応 | 事故・重大不備 |
| 人員 | 配車・欠車対応 | 不足予測 |
| 品質 | 誤配・苦情是正 | 再発傾向 |
| 教育 | 新人・再指導 | 合格率・未達 |
| 定着 | 面談・配置調整 | 離脱リスク |
| 収支 | 工数・追加費用 | 案件粗利影響 |
社長との境界を決める
通常配車、一定額以下の代走、初回の品質対応は管理者が決め、重大事故、契約変更、一定額以上の費用は社長へ上げるなど基準を置きます。金額・安全・対外影響で境界を作ります。
一日の流れを守る
朝の運行確認、日中の例外対応、夕方の帰庫・翌日確認を基本とし、面談や教育の固定時間を先に確保します。電話に反応し続けるだけの仕事にしません。
管理者に必要な支援
代替要員、共通の案件台帳、相談先、判断権限、教育時間がなければ役職名だけになります。週次に社長と困難案件を確認し、管理者自身の休日と継続可能性も守ります。
管理者の引継ぎ可能性を作る
特定管理者しか現場を知らない状態は、社長依存が管理者依存へ移っただけです。案件台帳、運転者の必要な配慮、荷主連絡先、定例業務、未解決事項を共有します。月に一度は別の担当が日次業務を追えるか確認し、休暇を取れる体制を試します。個人的なメモへ重要情報を残さず、退職や長期休養でも運営が止まらない保管先を決めます。
